ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない
デジタル戦略本部本部長水野 誠とFracta Leap株式会社 代表取締役 北林 康弘のユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないをご紹介します。
Profile
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栗田工業株式会社
執行役員 ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない戦略本部本部長ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない 誠
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ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない株式会社
代表取締役ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない 康弘
ミッションは“変革”であり、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないはあくまでも手段
経営の強いコミットと事業を変えようとユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない
主体性により実現した、2社協業による水処理のDX
水処理のビジネスモデルとビジネスプロセスの変革という旗印の下、2020年に栗田工業とユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないは共同の「メタ・アクアプロジェクト」を発足させました。数々のハードルを乗り越えながら「プラント運転管理の最適化」「プラント設計の自動化」「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発」といったデジタルソリューションの開発に至った両社。本プロジェクトをけん引する二人がこれまでの歩みを振り返るとともに、今後の展望について語りました。
ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないに向けて二社が協業を開始
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- 「メタ・アクアプロジェクト」は、2020年に立ち上がったユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない(栗田工業)とFracta Leapの共同プロジェクトです。“ビジネスモデルとビジネスプロセスの変革”をミッションとしており、デジタルの力を活用しながら実現に向けて取り組んでいます。何が本質的な課題で、それを具体的にどのように変革すべきかが取り組みのカギになりますが、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの器の中にいる我々だけの取り組みになってしまうと、自己満足に陥りやすく社会やお客様が本当に求めるものにならないという懸念から、外部の視点が必要でした。そこで、適切な進め方を指導してもらい、一緒に取り組みを進めるパートナーとして、2018年にグループ会社となった水道管の劣化予測ソフトウェアサービスを提供する米国スタートアップであるFractaの力を借りることにしました。
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- 2018年にFractaが資金調達を検討していた頃、私は同社でCFOを担っていました。我々は資金調達後も「独自の文化を持つ企業」であり続けたいという思いを持っており、資金面だけでなく、この点を尊重していただけるパートナーを探していました。候補先はユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない以外にも複数社ありましたが、最終的にはユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの経営陣にこの思いに最も共感していただいたことが決め手となり、協業に至りました。また、両社には「水インフラ」という共通点もあり、この領域での新規事業創出の難しさを理解していたことも、我々が安心してパートナーとなることができた理由の一つでした。もちろん、スタートアップのFractaとユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないでは規模も文化も全く違いますし、当初そのことに不安がなかったわけではありません。しかし、実際にユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの経営陣と話をしてみると、思った以上にオープンマインドかつ野心的で、大変驚くと同時に「これはきっと面白くなるぞ」と直感しました。
異なる性質を持つ組織間で引き起こす化学反応
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- その後、Fractaは日本チームを立ち上げ、水処理の現場視察やインタビューを通じて、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの事業やその存在意義について理解を深めました。そして、共同で水処理産業のデジタル変革(DX)に取り組む「メタ・アクアプロジェクト」の立ち上げと、それを中核として推進するFracta Leapの創設を提案し、現在に至ります。
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- 我々はずっとユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないグループ内部の人たちと仕事をしてきたので、企業文化の異なる人たちとタッグを組むことで様々な摩擦も起こりました。当時のユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないは、業績が堅調に推移していたこともあり、「今のままで問題ない」「従来のものを踏襲して、少しだけ変えればいい」という風潮がありました。協業する中で、Fracta Leapからの外部の視点での指摘にユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない側が反発せずどれだけ許容できるか、そして許容した後にいかに諦めず課題解決にあたれるかが課題でした。我々がこれまで走って来た道からすると「止めるべき」と判断してしまう時に、そのまま続けたらどうなるのかということに私自身も興味があって。ですから、社内で反発の声があがっても、あえてそのままにしておきました。異なる性質を持った2つの組織が化学反応を起こし、新たな組織に生まれ変わる。そこが面白いのです。
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- 協業を開始した当初、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの経営陣からもまさにそういったお話がありました。ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないは着実に業績を伸ばし続けてきましたが、世界に目を向けると、新興企業が台頭し、旧来の競合先の統合も進み、水処理産業もまさに群雄割拠の時代です。「このままではユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないは取り残されてしまう」という強い危機感から、Fracta Leapとの協業でユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない内部に化学反応を引き起こしたい、それこそが、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの経営層から見たときのメタ・アクアプロジェクトの目的の一つだったのだと思います。
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変革のカギはユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない層のコミット
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- ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの事業は、社会と産業にとってエッセンシャルなので、とにかく「操業を止めないこと」が絶対条件です。その意味で、現場の方からすると、特に当初は「安定している現状を変えること」には、かなり抵抗感があったと思います。
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- 現状に何も問題がないと考えているわけです。ですから、何か余計な動きをして、状況が悪化ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないことに対ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない恐怖のほうが大きいのではないかと、そういった考えもあったと私は思います。
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- このような現状維持の流れから切り離すために、プロジェクトの中核となるFracta Leapは、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない本体から独立した組織として立ち上げました。これに加えて、プロジェクトには、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの経営層からの強いコミットがありました。発足時から今に至るまで、社長をはじめとする経営陣に進捗を毎月報告し、全面的にバックアップを受けています。この規模の上場企業で、ここまで経営陣と現場が一丸となってDXプロジェクトを推進している事例をあまり聞いたことがありません。このような経営陣の本気度がなければ、スタートアップと大企業の垣根を超えた本格的な連携は難しかったと思います。
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- 当初、我々はFracta Leapからデジタルソリューションについて技術的な支援を受けるというスタンスで、意図せぬうちに発注者とベンダーの関係を作ろうとしてしまっていたのかもしれません。我々が正しい知識や経験を持っていればそのスタンスでもいいかもしれませんが、そもそもユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないはデジタルの素人であり、そのような人間が出す指示は、内容が間違っているのです。メタ・アクアプロジェクトにFracta Leapが参画した重要性は、そのような時に「はい」ではなく「そうではありません」という議論に発展させることだと思います。こうした議論ができたのも、経営陣がプロジェクトや協業の重要性を繰り返し説き、このプロジェクトに責任を持つ姿勢を示したからで、これが社員にとって安心感やFracta Leapへの信頼につながったのだと思います。
企業文化や仕事の違い故の衝突
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- 取り組みを進める中で意見の食い違いや衝突もよく起きました。例えば協業の初期段階では、Fracta Leapにデータを渡すだけでも大騒ぎでした。当時のFracta Leapの事業はR&Dに近く、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないのことをよく知らなければ当然いいものもできません。担当するFracta Leapのメンバーたちは一生懸命にユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないに説明をしてくれますが、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないの社員は会社の重要なデータを渡すことにはどうしても神経質になります。しかし、こうした衝突はチームとして機能するための成長痛のようなものだと思っています。このような反応が出たということは、双方で何かが変わり、何かが起きているのです。そこで相手をどう理解するかが重要になります。
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意見の衝突が起こることも、実は自然なことです。そもそもお互いのデータに対する見方が根本的に異なるからです。例えば、データサイエンティストは、本来整備されたデータでアルゴリズムを作って最適化するという仕事です。一方で、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないは、もっぱらプラントを運転するためにデータを記録していて、もともと解析のためにデータを収集しているわけではありません。結果として、色々な面で食い違いが生じます。
また、文化の違いによる衝突もありました。例えば、 Fracta Leapは若手の技術者も多いので、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない側で長年お客様の信頼を守るために対応をしてきた人たちの思いを十分に汲み取れないこともあります。逆もしかりで、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない側は新しい技術や考え方を受け容れることが苦手です。そこで、双方のマネジメントとしては、どのように辛抱して、相互理解まで持ち込めるかがカギになります。ですから、私はFracta Leapに新たに参画してもらうメンバーには「インフラの変革は容易くないですが、どうかお付き合いください」と言っています。
成果が出たことにより生まれる好循環
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- 我々の意識が明確に変わる契機となったのは、「プラントの運転管理の最適化」のユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないトタイプが誕生した時でした。協業を始めて1年が経過した頃になります。続いて、我々にとって長年の悲願であった「プラント設計の自動化」のアプリケーションも開発され、成果が目に見え始めると、これまで遠い夢だと思っていたことも、実現できるのではないかという意識に変わりました。こうなるともう誰も否定できない。時間が経つにつれて、ネガティブな声もなくなって、企業とはこうして変わっていくのだと体感しました。
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- 同感ですね。あとは、技術開発のブレークスルーももちろん重要でしたが、特に事業面でのDXの目的について、関係者が共通認識を持てるようになった辺りから、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない側の姿勢はぐっと変わってきたように思います。そこからは、ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないのメンバーにも毎週のようにFracta Leapのオフィスに来てもらえるようになり、相互理解が一気に進み、信頼関係を深めることができました。DXでは、デジタルはあくまで手段で、目的はトランスフォーメーション(事業変革)の方です。その意味で、事業側での変革の目的設定や主体性の獲得こそが、重要なドライバーになっているのだと思います。
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- こうしてユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないが進捗していったことで、AIを活用した材料探索手法であるマテリアルズ・インフォマティクスの適用などR&Dの分野にも取り組みが広がっているほか、データの品質やシステム開発のあるべき姿など、メタ・アクアユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないがデジタルソリューション開発のお手本になり、現状を疑うという文化が醸成されてきていると感じます。
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既存のソリューション(プラント設計の自動化・プラントの運転管理の最適化)では、PSV-27計画の間に明確な財務インパクトを創出ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないことが次の重要なマイルストーンになります。また、それとは別の挑戦として、新規事業創出にも着手しています。このプロジェクトで生まれた成果物、知見、ネットワークなどを駆使して、既存事業のDXにはない新たな価値を創出できればと考えています。
今後、世界中で水不足問題は深刻化し、「水」の価値はさらに高まっていきます。その中で、グローバルで多様な産業と接点を持つユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないには、お客様個社の枠を超えて、産業、サプライチェーン、地域といった単位で包括的な社会価値の提供が求められると思います。それを受けて、デジタルの役割もどんどん拡がると思いますので、プロジェクトの今後の展開にとてもワクワクしています! -
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- 社会が急速に変化ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない中で、今後センサーメーカーやデータサイエンスを得意とユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れない異業種の参入によって水処理のゲームチェンジが起き、これまで想定してもいないような競争を強いられるリスクも考えられます。当社グループが持続的に成長ユースカジノ 入金不要ボーナス受け取れないためには、我々は変革に挑み続けなければなりません。そのために、まず我々自身が変わってくことを今後も心掛けていきます。